pure::variants のシステム構成と要件 

Release 5.0 Overview に、概要をまとめました。「p::v Web Components」、「新しいバリアント構成ウィザード」、「追加されたツール統合」、「より簡単なモデリング」など、盛りだくさんの情報を紹介しています。
pure::variants 5.0をインストールまたはアップグレードする前に、Setup Guide を参照してください。これを入手するにはユーザーのログインが必要です。既存ライセンスを使用されるユーザーのアップグレードについては、Release 5.0 Upgrade Guide(日本語版) も参照してください。(重要なポイント:pure::variants 5.0は古いライセンスでは動作しません)
オンラインセミナーの動画を公開
各種開発資産のバリアント管理の概要
PLE & Requirements- Managing Variability in System and SW Requirements 27分
プロダクトラインのシステムおよびソフトウェア要件の体系的なバリアント管理について、IBM ELM DOORS Nextのpure::variants統合のデモを交えて紹介します。
PLE & Testing - Managing Variability in Test Plans 26分
自動車用カーライトシステムのプロダクトラインの例に基づいて、テストケースの体系的なバリアント管理の概要を紹介します。pure::variantsのIBM Engineering Test Managementとの統合を用いて、テスト計画の構造的変動とテストスクリプトのパラメトリックな変動を制御します。
PLE & MBSE - Managing Variability in System and SW Architecture 26分
pure::variantsを使用したカーライトシステムの製品ファミリーのさまざまなバリアントにわたるシステムおよびソフトウェアアーキテクチャの体系的なバリアント管理について詳しく学び、Sparx Systems社の Enterprise Architectとpure::variantsの統合について理解します。
What's new in pure::variants 5.0?
Overview 15分
pure::variants 5.0の見どころを紹介します。これには、pure::variantsモデルへのブラウザーベースのアクセス、複数のステップでバリアントを導出するための部分構成、新しいpure::variants OSLC機能、および新しく改善された統合が含まれます。
pure::variants Web Components 22分
新しいpure::variants Web Componentsを使用して、ブラウザーを介して利害関係者がpure::variantsモデルを利用できるようにする方法を学びます。フィーチャーモデルとバリアントモデルにアクセスできる新しいWebベースのモデルビューアと、ブラウザーを介してガイド付きのバリアント構成を提供するWebベースのバリアント構成ウィザードについて説明します。
Partial Configuration 23分
複数のステップでバリアント固有のアセットを派生させることができる、pure::variants 5.0の新しいPartial Configurationについて紹介します。フルプロジェクトラインからサブプロダクトラインをセットアップして実行する方法を学びます。
Nested Global Configurations & OSLC 16分
pure::variants 5.0のOSLC機能と、IBM Engineering Lifecycle Management (ELM)プラットフォームで知られるグローバル構成管理(Global Configuration Management)の強化されたサポートについて。 OSLCサポートを備えたサードパーティツール内からpure::variantsモデル情報にアクセスできるUIサポートの詳細と、エンジニアリングアセットからフィーチャへのOSLCリンクの追跡方法を説明します。StreamsをGlobal Configurationに提供するpure::variantsモデルサーバーの新機能と、ネストされたGlobal Configurationに対するpure::variantのサポートについても紹介します。
ECAD Integration for ZUKEN 22分
ZUKEN CR-8000への統合の詳細について。pure::variantsのフィーチャーモデリングを介して、他のツール統合と同様に、ボードデザインのバリエーションポイントを制御する方法をデモを介して紹介します。
Global Configuration-Aware Projects 17分
バージョン管理システムとツールの境界を越えて、pure::variantsのモデルを含むエンジニアリング資産をベースライン化するグローバル構成。新しく強化された、pure::variantsプロジェクトのグローバル構成認識と、pure::variantsとグローバル構成間の相互作用をより快適にするグローバル構成変換について紹介します。
今後のイベント
Webcast
July 20–22, Online, Planet Earth, Virtual INCOSE International Symposium
INCOSEの年次国際シンポジウムがオンラインで開催されます。 これは、3日間の仮想プレゼンテーショントラックで、システムエンジニアリングを行う人々の最大のオンラインイベントです。
pure-systems社のCEOであるDanilo Beucheは、Thales社の著者と共に、“Service Product Line Engineering” に関する論文を共同発表します。
pure::variants ver 3
バリアント、バライアビリティを管理し、体系的な再利用を支援する pure::variants は強化され、ソフトウエア・プロダクトライン・ライフサイクルを一貫してサポートします。
“pure::variants 3.0 のリリースにあわせて、MKS社との技術協力を発表し、MKS Source, MKS Integrity and MKS Requirements との統合や、JIRA Bug and Issue Tracker, FreeMind MindMapper との統合を提供しています。 また年内には、Telelogic Rhapsody, Artisan Studio, Sparx Systems Enterprise Architect などのモデルベース開発ツールとの統合も追加いたします”
プレスリリース
SEI(The Carnegie Mellon Software Engineering Institute)は、SPLE(software product line engineering)を、“特定マーケットや業務・使命で固有の要件を満たす共通の管理された機能を共有する一連のソフトウエア集約システムであり、共通のコア資産を用いて所定の方法で開発される”と定義しています。例えば携帯電話は、電話機能、カメラ、テキスト管理、電話帳管理、インターフェイス、ミュージック機能、OSなどのコア資産を持ち、新機種はこれらの多くを盛り込んで、新しい機能を取りこむでしょう。
SPLE とリンクされるALM (application lifecycle management) は、アプリケーション開発の最初の要件定義から、開発設計、テスト、実使用にまで全フェーズに対する体系的なアプローチです。かねてからALM 、SPLE に関わる課題は認識され、開発組織は内製ツールや独自プロセスでもって対処を試みていましたが、近年ようやくALM 、SPLEの運営を支援するツールが提供可能となりました。
pure::variants によるバリアント管理はSPLE 、ALMの両方で、異なるエレメントを管理してSPLEライフサイクルを構築し、最初の仕様や実装から統合させて、どの製品ファミリーメンバー(バリアント)が、どのバージョンの資産を用いているかの追跡・確認が容易になります。
特筆すべきpure::variants 3.0 の新機能
pure::variants 3.0 の100以上の新機能の多くは、自動化促進とユーザインターフェイス向上のために追加され、多様なバリアントを伴ったプロダクトラインを構築し管理することが容易になりました。
階層的なバリアントの構成
マルチプル変換とAntへのインターフェイス
国際化への対応とインターフェイスの強化改善
以上に加え、モデルへのアトリビュート設定、バリアント生成の為の追加ルール、へのインターフェイスなどが強化されました。